
太陽が水面をキラキラと照らす。
大津の町家を眺めながら、唐橋を渡り、
瀬田川沿いをゆっくり歩いた。
ここは、まるでパリのセーヌ川。
そんな妄想をしながら渡ると面白い。
唐橋は歴史ある、滋賀大津の遺産。
パリにだって負けてない。
対岸に行くには、近江大橋や琵琶湖大橋が便利だが
「唐橋」を渡ればこんな情緒溢れる光景に出会える。
Leica M3 SUMMICRON 50mm
film: KODAK PROFESSIONAL PORTRA 160

写真は、京阪電車の石坂線の車内。
先頭車両ではしゃぐ子供を見つけ、
幼き頃の自分と重なった。
車掌さんの後ろから望む、あの景色、
あの、ワクワク感。。
さて、いよいよ、本日10時〜、
石坂線物語、三作が一挙に放送される。
http://www.nhk.or.jp/otsu/drama/
石坂線100年を記念した番組で、大津市民には
必見の内容だ。
今夜はビールを片手に、石坂線に浸りたい。
楽しい夜になりそうだ。
Photo: M.arai
LEICA M3 SUMMICRON 50mm

ここは、県庁近くの、幽霊屋敷。
いや、写真にあるように、「滋賀県体育文化館」という建物である。
その昔は、県の施設として、利用されていたのだろう。
現在ではその面影はない。
中に入ろうかと思ったが、
策に囲まれ、入ることができなかった。。
PHOTO: M,arai
Leica M3 SUMMICRON 50mm

「三井の晩鐘」がある金堂近辺で、家族が仲睦まじく遊ぶ。
こういう景色を見ると、つい撮ってしまう。
灯籠に隠れ、ムードを壊さないよう、
僕はそっとカメラを向ける。
まるで自分が住職になり、家族を暖かく見守っているような気分だ。
暖かくなると、子供を連れてお出かけする人も多いのでは。
三井寺は、大人も楽しめる、大津のお出かけスポット。
あと少しすれば、桜が咲く。
PHOTO: M,arai
Leica M3 SUMMICRON 50mm

いよいよ、びわ湖の観光シーズンが到来。
本日、盛大に「びわ湖開き」が行われた。
ミシガン、今日はたくさんの乗客を乗せて、疲れたろうに。
今夜はゆっくり休んで。
おつかれさま。
PHOTO: M.arai
Leica M3 SUMMICRON 50mm

大津を南北に駆け巡る、二両編成の列車といえば、
もう分かるはず。
ここは京阪石坂線、別所駅。
近くには大津商業高校、大津市役所があり、
滋賀らしい、のんびりした癒しの光景に出会える。
午後の柔らかな光に包まれたとき、
皇子山公園の森から、ひょっこり顔を出す。
この瞬間に、僕は何度癒されたことだろう。
石坂線は、市民に愛され、100周年を迎える。
これからも撮り続けたい被写体だ。
電車を中心におき、それを包み込むような構図で狙う。
こういう景色には、セピア調が似合う。
PHOTO: M.arai
Leica M3 SUMMICRON 50mm